東川アウトドアフェスティバル

東川アウトドアフェスティバル

2014年10月31日金曜日

視線

これは僕の家の近くにある森です。冬にはよくスノーシューを履いてこの森を散策します。この日も早朝の散策に出かけました。歩き始めてまもなく、まだ夜明け直後の青っぽい光の中でカラマツの上から一頭のエゾリスが「ジーッ」とこっちを見ているのに気が付きました。不思議そうなまなざしにも見え、興味津々という感じにも見えます。
僕はこの後しばらくの間、エゾリスとゆっくりと向き合って撮影をすることができました。動物と人間が1対1で向き合う瞬間、それはなにか不思議な瞬間でもあります。
目と目が合って、お互いがお互いのことを見て何かを思っている。つまり、その時空の中では自分と目の前の相手しか存在していなくて、他には誰も何も関わってはいないという感覚です。
それにしても、冬の朝の森は本当に気持ちが良いです。

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